イタリア最古のパスタ テスタローリ TESTAROLI
イタリア最古のパスタといわれるテスタローリです。
古代ローマ時代に食べられていたそうです。
我がリグーリア州の郷土料理としても知られており、ジェノバのトラットリアでも食べることが出来ます。このパスタの最大の特徴は生地を捏ねたり、伸ばしたりしないこと!ゆるいクレープのような生地を焼いて作ること!
しかも多くの場合はこれをさらに茹でて食べる他にはないパスタです。
トスカーナ州の山奥、ルニジャーナ地方に残る料理なのですが、この村から町に出るにはお隣のリグーリア州の方が近いという立地からリグーリアに伝わり、トスカーナ州では全く食べられていないという歴史があります。
バジルのソースと合わせるのが定番というところにもそんな事情が垣間見えますね〜
ちなみに昔は鍋やフライパンでは無く、テスタと呼ばれるテラコッタ(素焼陶器)で焼いていました。
今月からメニューに登場です。
また今月の鎌倉女子大 食文化講座では調理実習でテスタローリを作ります。